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秩序型と無秩序型 [犯罪心理学]

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プロファイリングでは、まず基本的に、犯人像を「秩序型」と「無秩序型」に分類します。

類似の犯行を行う人たちは、似た属性を持っているので、この分類ができるだけでも容疑者リストの中身を半分に減らすことができます。

但し、これは単独犯による犯行のみに有効で、複数犯がいると仮定する場合、この分類法は当てはまらなくなります。

ここではあくまで、「単独犯」という前提で、秩序型・無秩序型について説明します。

秩序型犯人の犯行形態

秩序型は、全てにおいて秩序立っている人格が特徴で、高い知能を持っています。

ですから社会的地位があり、尊敬される立場にあり、魅力的で異性に人気がある傾向にあります。

秩序型犯人は、犯行の準備段階から徹底していて、犯行を誰にも気づかれずに速やかにこなし、犯行後、警察からの尋問されることさえ想定しています。

計画的犯行で、被害者は好みのタイプがはっきりしています。

最初は言葉で信用させ、のちに凶器で支配。
被害者にはおびえるか、受け身の態度を要求し、抵抗されると過激な行動をとります。

ロープ・ガムテープ・手錠・猿ぐつわ・目隠しなどを用いて、服従させます。
   
凶器や証拠を残ず死体も隠し、被害者と接触した場所から犯行現場へ、さらに死体の隠蔽場所へと移動します。
   
これまでに判明している秩序型の犯人像は、知的水準が高く、安定した職業と収入があり、伴侶もしくは交際中の異性がいることが多いです。

自分が起こした事件の新聞記事を保存したり、犯行声明を送りつけることがあり、犯行時は冷静で、発覚しそうになると転居します。
長男もしくは長女に多いです。


無秩序型犯人の犯行形態

秩序型とは正反対に、社会不適応で孤立して、知能もそれほど高くありません。

外見に無頓着で居住地も衛生状態が悪く、総じて無秩序さが見られます。

このタイプの犯人は父親が定職についておらず、自分自身も高校を中退するなど、身の振り方ががさつです。

犯行を楽しむ愉快犯の場合、犯行の余韻に浸りたがる傾向があり、犯行現場をビデオに収めたり、犯行現場に戻ることがあります。

犯行は思いつきで、「被害者を突然襲う」「凶器は現場入手」「証拠隠滅をしない」「性的部位を過度に傷つける」などの特徴があります。

これまでに判明している無秩序型の犯人像は、知的水準は高くはなく、無職が多い。
対人スキルの欠如し、周囲からは「変り者」と思われ、異性との交際経験もほとんどない場合が多く、夜型の生活、両親と同居、もしくは独居、末っ子が多いです。

注意すべき点は、これらの分析は、全て膨大なデータを蓄積し、分析した結果に過ぎない、ということです。

全ての単独犯に、この分類法が通じるとは限りません。




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タグ:心理学
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